近年急増する銅線等の金属を窃盗する非侵入窃盗等の盗難防止策を推進するため、埼玉県警察犯罪抑止総合対策本部と埼玉県羽生警察署は、関係機関・団体と協働し、金属くず買取業者に対して、不正品の疑いを認めた場合の通報依頼や、業者との協力体制の構築を図ることを目的に、協力要請を行いました。
10月10日に実施された協力要請では、一般社団法人太陽光発電協会(JPEA) から増川事務局長、一般社団法人再生可能エネルギー長期安定電源推進協会(REASP)から川崎事務局長が参加いたしました。協力実施体制は、埼玉県警察犯罪抑止総合対策本部、ならびに羽生警察署の指導のもと、当協会2団体の他、埼玉県、羽生市など約20名で構成され、県下の金属くず買取業者を訪問し、協力要請がおこなわれました。両協会は、今後とも警察関係者への協力を強化し、盗難防止策を強化してまいります。
なお、太陽光発電事業運営者や所有者におかれましては、頻発する銅線ケーブル盗難に関する盗難防止機器や防犯システム対策の強化が不可欠です。また、地域の警察署様との連携協力によって未然防止となった例や、近隣住民の通報から未遂となった事例も多くあります。盗難犯は昼間の時間帯に下見を行い、侵入ルートや犯行計画を確認することが多く、不審者・不審車両等の情報は110番、または最寄りの警察署へ通報をお願いいたします。被害発生時におきましても、直ちに警察署にお知らせすることで、近隣での連続盗難の阻止や、地域の安心・安全につながりますので、関係する皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
以上
【添付】